最近、サロンでこんなご相談をよくいただきます。
「他店で特殊パーマをかけたんだけど、絡まってしまってどうにもならない。解いてもらえますか?」
実際に見せてもらうと、正直手遅れに近いレベルで絡まってしまっているケースも少なくありません。 そして、「なんでこうなっちゃったのか」を聞くと、大半のお客様がこう答えます。






「わからない……」
さらに詳しくお話を聞いていくと、ある共通した問題が見えてきました。
原因:SNSの「いいとこ取り」と「今さえ良ければいい」の落とし穴
施術をしたお店で「日頃のケア方法」や「気をつけなければいけないリスク」についての説明を一切受けていない、というケースが実に多いのです。
現代はSNSやネットを開けば、特殊パーマの施術工程や格好いい仕上がりの動画・画像が溢れています。 しかし、そういったコンテンツの多くは「良いところ(見栄え)」ばかりが切り取られ、一番重要な「施術後のリスク」や「日々のメンテナンス」についての記載はほとんどありません。
また、美容師側もお客様側も「お店を出る瞬間さえカッコよくて満足していれば、それでいい」という考え方(割り切り)があるのも事実です。仕上がったその瞬間が最高の状態であれば、双方にとってその場は満点なのかもしれません。
ですが、情報もケアの知識もないまま「いいとこ取り」で施術を受けてしまうと、お店を出て数日後、数週間後に「解けない絡まり」となって自分自身に跳ね返ってきてしまうのです。
うちのサロンが「カウンセリング」を何より重んじる理由
うちのサロンでは、特殊パーマの施術に入る前、メリットだけでなくリスクやデメリット、施術後のケア方法まで徹底的にカウンセリングを行います。
- かけた後にどんなお手入れが必要か
- 放置するとどうなるのか
- メンテナンスの費用や手間はどれくらいかかるか
「今この瞬間のカッコよさ」だけでなく、「かけた後の生活」まで含めて納得して施術に臨んでいただくのがプロとしての当たり前だと考えているからです。
(※もちろん、どんだけリスクを伝えても、忙しくてケアが追いつかなくなっちゃうケースはうちのお客様でもゼロじゃありません。最後はご自身のケア次第なところもありますから)
ですが、「知っていてやらなかった(あるいは割り切っていた)」のと「知らされずに後から困り果てた」のでは、意味が全く違います。
実際の施術の質感や日々のスタイルのリアルは、Instagramの動画でも発信しています
これから特殊パーマを楽しみたい人へ
特殊パーマは、自分の個性を表現できる素晴らしい技術です。 「店を出る時さえキマっていれば良い」という割り切りで楽しむのも一つの選択かもしれませんが、後々後悔したくないのであれば、「カッコいいスタイル」の裏には「正しいケアと覚悟」が必要だということを知っておいてほしいと思います。
もしこれから特殊パーマに挑戦しようと考えているなら、仕上がりの写真だけでなく、以下のポイントをしっかり説明してくれるサロンを選んでください。
- 施術後の具体的なケア方法(洗髪、乾燥、日々の扱い)
- スタイルを維持するために必要な期間とメンテナンス
- 万が一トラブルが起きたときのリスクと対応策
技術と同じくらい、あるいはそれ以上に「事前の説明とリスク共有」を大切にするサロンで、一生モノのスタイルを楽しんでいただけたら幸いです。
アフロやドレッドの詳しい洗い方については『アフロヘアの正しい洗い方(シャンプー)「毛先からの渋滞解消」の鉄則』も併せてご覧ください

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